寛容と不寛容な飲み会

昨夜はもう来週本番の
「T/IT : 不寛容について」
の飲み会でした。飲み会は断続的に何度もあったみたいなのですが、僕は初参加。(自分の本番とか、バイクの段取りとかがあって、その日、パッと飲みにいきましょーってな感じで行けないんです…。郊外に住まいするバイク通勤者の悲しさよ。)「是非是非やりましょー」と僕が声かけて皆さんに無理矢理つき合ってもらった感も否めませんでしたが(苦笑)

9時半から始まって、全然しゃべり足りない感じであっという間の楽しい時間でした。終電のがしたのは悔しく無いが、「ああ、あれも聞きたかった」「これを提案しようって思ってたのに…」というよなものが一杯あってそれが悔しい。「次の日休みやもーん!もう一杯いこうぜ」な人らを尻目にタクシーに乗り込みました。

でも現時点でやる事は随分クリアになってます。なんせ「しゃべる」ってことです。当たり前と言えば当たり前なんですけどもダンサーや映像や照明、音楽、美術の中に呼ばれたのは、私「しゃべる人」としてなんです。なので、まずはちゃんとしゃべらんとねぇ。です。

全ステージ予約まだいけまーす。私に連絡いただいても大丈夫です。ぜひ。↓
http://monochromecircus.com/current-production/

TIT_フライヤー表


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Monochrome Circus + Kinsei R&D
T/IT : 不寛容について
Tolerance / Intolerance

旧人類は 500 万年進化しなかったと言われている。
そこに現人類が現れ、他の動物の殺戮をはじめた。
手も知識もが「力」となり、より大きな力を生み出す
創意工夫が文明を発展させていく。
やがてヒトは、「全能な力」を崇拝する。共に祈りを
捧げ儀式を執り行うといった連携は、深い絆となり
絶大な効力を持ち、ひとつの共同体となる。
同じ神を信じない者への弾圧は残虐を極めたため
他者との共存を図るために「寛容」という概念が
生まれなければならなかった。
そして共同体は、しだいに国家として
社会のどの集団よりも上位に位置する権力となり
「暴力を独占」していく。

ヒトは力に執着し、共同体は国家として
暴力の正当化を進めた。武器は鈍器なものから
鋭利なものへ発達し、そして弾丸となった。
創発性と残虐性は同根の果実でありわかちがたい。
でもだからと言って、わたしたちは飲み込まれるのか。

日時:
2017年
3月
10日(金)20時
11日(土)15時/19時
12日(日)15時

*各回45分前より受付開始、15分前開場
*入場規制:未就学児童入場不可

会場:京都芸術センター(2F 講堂)
京都市中京区室町蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL 075-213-1000
WEB http://www.kac.or.jp
MAP

チケット料金:
一般前売り/3,000円、学生/2,500円、
当日券/各500円増し

ご予約:
Monochrome Circus WEB 
http://www.monochromecircus.com

JCDNダンスリザーブ 
http://dance.jcdn.org/search/search.jcdn

ご購入:
京都芸術センターチケット販売窓口(10−20時)


出演:
田中遊(正直者の会)
長良将史
森裕子、合田有紀、野村香子、小倉笑(Monochrome Circus)

演出:坂本公成、藤本隆行
振付:Monochrome Circus
音楽:山中透
ドラマトゥルク:Shinya B
映像:長良将史
照明・美術:藤本隆行(Kinsei R&D)
衣装:北村教子
舞台監督:渡川知彦(渡川組)
映像オペレーション:小西小多郎
写真:金サジ
フライヤー・デザイン:南琢也
制作:大籔もも

お問い合わせ:
一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント
〒603-8312 京都市北区紫野中柏野町22番20 紫野スタジオ内
Mail mc@monochromecircus.com
Tel 070-6500-7242
Web http://www.monochromecircus.com

主催:一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント、Kinsei R&D
共催:京都芸術センター 
助成:文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

<プロフィール>
■ Monochrome Circus
京都を拠点に活動するダンスカンパニー。1990 年設立。主宰、坂本公成。 「身体をめぐる/との対話」をテーマに活動を続け、海外18ヶ国で作品を発表するなか、現在 15 のレパートリー作品を維持する。それぞれがソロやデュオを踊りきる力量を持ちながら、一方でコンタクトなどを活かした有機的なアンサンブルが持ち味のダンサー集団。近作にgrafと共同制作を行った『TROPE』や、3・11以降の世界をテーマにした『HAIGAFURU ~Ash is falling 』がある。
www.monochromecircus.com
■ 藤本隆行
1987年からに dumb type 参加し、主に照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。21世紀に入ってからは、LED照明を使った舞台作品の制作を開始。最近の作品としては、2013年に白井剛との共作「Node/砂漠の老人」、2014年に韓国の振付家 Jung Young doo との共作で「赤を見る/Seeing Red」がある。またその他にも、国内外のアーティストとのコラボレーションを活発に行い、2010年からは大阪の山本能楽堂にて、古典能の演目にLEDで照明を付ける試みも始めている。その仕事は,デジタル技術を積極的に舞台や美術作品に援用することで,身体とテクノロジーが確かな相互作用を結び、より解像度と強度の高い経験を観客に提示することをめざしている。 
http://kinsei.asia

■ 山中透
作曲家、レコーディング・エンジニア、プロデューサー、DJ。Foil Records 主宰。音楽のみにとらわれず様々な分野のアーティストと積極 的にコラボレーションを行っている。dumb type の音楽を 00 年まで ' 担 当。'89 年よりクラブ・イベント“Diamonds Are Forever”主催、DJ も 務める。近年は様々な分野のアーティストとのコラボレーションも多 く、映像、音楽、ダンスパフォーマンス、インスタレーションの作品 を発表している。

■ Shinya B
アーティスト、ドラマトゥルク、教育者。風倉匠と旅をして過ごしたのが、ダンスとの出会い。風 倉匠が死去したのち、自身でもダンス作品を作り始めた。福岡ユタカとの音楽活動、山中透と共同 制作のインスタレーション作品や舞台、深沢直人デザインのテレビのために制作された映像などで知られる。デジタルメディア・フェスティバル「onedotzero_nippon」の立ち上げに参加し、フェ スティバルのプロデュースを行った。近年は、ナガオカケンメイが発行人を務める「デザインと観 光」をテーマに 47 全ての都道府県の本を作るプロジェクト「d design travel」の翻訳・校正や、リコー・ シータ(全天球カメラ)のエバンジェリストとして活躍中。米国ペンシルバニア州立テンプル大学 芸術学部アート学科上級准教授。

戦場の、

佳境でございます。

Monochrome Circus + Kinsei R&D 新作公演
T/IT : 不寛容について

公演情報、チケットもこちら

ダンサーと俳優がどう絡むのか…。
だ け で は な く

そうなんです。もちろん。映像が入り、照明が入り、音響が入る。映像に至ってはカメラが入ってライブで撮影されるものがプロジェクションされたりするんです。

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正直しっちゃかめっちゃかであり、たとえるなら銃弾が飛び交う戦場さながらでございます。頭を抱えて低く地べたに這いつくばってりゃあ、なんとか死ぬこたあ無いのかもしれませんが、こちとら俳優(パフォーマー)、立たないわけにゃあいかんのでありまして、ええ。


「交通整理」なんて呑気なこっちゃないっすぜ。こいつの演出は。
本当に戦場ですから。どっから手榴弾が飛んでくるかわからんようなね。だからそう、イメージとしてはやっぱり命の現場なんです。「外科医」のイメージ。一大手術のリーダー。刻一刻変わる容態に目を配り臨機応変にオペチーム各員に的確に指示を出しつつ、「手術完了」のイメージを常に更新しながら手術台に立つ。演出陣の目つきが若干座ってきて、こっちの鼻息も荒くなって来ております。
私は演出じゃなく、今回、一オペチーム員(なのか、あるいは私自体が病巣、病原)として、腕を振るっておる次第です。

もう再来週ですよ〜。お楽しみにー!!

T/IT

本番が終わったと思ったら、またすぐに本番です。本日も

Monochrome Circus + Kinsei R&D 新作公演

T/IT : 不寛容について


情報
のお稽古でした。もう二週間です。ご来場いただけそうなら是非是非。私までご連絡くださいませです。

ダンサーさんや照明家さんとの現場なので、「どこまで自分を出すのか引っ込めるのかというようなこと」が、極論すれば、実際僕がする事なわけです。いつもの現場のように「劇世界にどこまで深く潜って広げて、何を拾って浮上するのか?」というようなオペレーションが、ないわけじゃないにしても、その手前のなんだろうかね、手つき?じゃないな…。
プロトコルといいますか。そういうもののすり寄せ、あるいは「あえての無視」みたいな、やり取りや駆け引きが「一番の作業」になるわけです。

この手の事って言うのは、頭からサビを落とすと言いますか、うん。実にスリリングで、ある程度定期的にやっとかないといけない事だろうと、僕としては感じています。

俳優が「おまえ、なんでそこに居るねん?」というようなことを、演劇の現場でとわれる事は、ほぼほぼないのですね。
「台本に、『○○入場』って書いてありますし」
ってことだから。

なんでワシはここに居るのか?ということを自問したり、投げっ放したりしながら、ジリジリと本番まで前に進んでいきたいと思います。

ルーパーの新作

今回のルーパーは「重なる朝」と言うタイトルです。
すいません、本当に適当なので、また改題すると思います(苦笑)

もともとルーパーで作品が作りたいと思ったきっかけはこの人です。すいません知り合いではありません、ただのファンなのですが…


「もぐらが一周するまで」さんです。
本当にすばらしいんです。他の動画も是非見ていただきたいのですが、相当気持ちいい。実は「もぐらが…」さんはルーパーじゃなくてディレイの減退する時間を長くしていると言う事だそうなのですけれども。

「これ、演劇でも使えんじゃねーか?」って思ったのは始めて拝見したときですが、まぁいつもどおりそのまま放置してたのを一昨年がんばってつくってみたのがルーパー1、「パトカーが来るまでの15分間」という作品でした。

もっと早いビートのを作りたくなって作ったのが「スタンドバイミー」で、普通のストーリーがあるもの(ラップのストーリーテリングみたいなもの)が作りたくて作ったのが「有線の星」。

で、今回ルーパー4作目はより、初期衝動に近く「なんか気持ちいいの」を作ろうと思いまして、実に実に「ふわーん」とした作品になっております。
冬の寒い朝の二度寝しちゃう感じ。布団の中で夢の残り香と、焦る気持ちとが混じったような。



今回、「道案内」もそうですし、この「重なる朝」もそうなんですが、すごく耳で聞いて気持ちのよい作品になってるんじゃないかと思っています。客席で、是非寝てください。

その方が僕は気が楽です。(笑)

道案内(一人芝居バージョン)

来週末の戯式vol.7の最初のネタは

「道案内」(一人芝居バージョン)です。

空中スキップ

ジュディーバドニッツさんというアメリカの小説家の作品です。(アマゾン)

この一月にときじくでやった「朗読の一日」内で、
はしぐちしんさん
二口大学さん
広田ゆうみさん
桐山泰典さん

にご協力いただいて、僕含む5人で朗読をした作品です。

この「道案内」という作品を呼んだのはもうそうとう前のことですが、以来ずーーーーと「お芝居にしたい」っと思っていた作品でした。僕はそんなふうに思った作品はこれだけなんです。今まで。

派手なわけではないのですが、なんかすごく「ツボ」にハマったんですね。やられたーと思ったんです。そのやられた感、気持ちよさを、「朗読で」あるいは「一人芝居で」どこまで出せるか?というと、正直、あまり自信がありませんが、いどんでやろうじゃないかと。意気込みだけはエベレスト級です!

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お話は「地図職人」と「道に迷っている人たち」との、重なったりすれ違ったりするエピソードです。
「道に迷っている」あるいは「何かを探している」人たちは四組登場します。小説は、そのそれぞれの視点を移動する形で展開します。迷っている4組、そして地図職人の視点と、全体を俯瞰する視点。迷える一組の視点を1人の俳優さんに担当してもらって、四人の俳優さんに声の出演をしてもらいます。朗読の一日では田中も勿論朗読だったのですが、田中が担当したパートを今度はちょっと動いてみたり、小道具や美術も使ってみたり、そしてそれ以外の四人にはラジカセから老同区してもらおう。とそう言う趣向でございます。

迷える一組目は「クラーク夫妻」。彼らの娘と一緒に芝居を見る為に始めて『この街』にやって来て、そして路に迷っている夫婦。このパートは二口大学さん。

二組目は「ゴードン」。医者から「余命(平均で言って)五年」を宣告され、この先の人生の道に迷ってしまった男。彼ははしぐちさんが担当してくださいました。

三組目が「ナタリー」。紅一点のこのパートは勿論広田ゆうみさん。昨夜、奪われてしまった「大切な何か」を探している娘。

最後四組目が「ヴィクター&ニック」。彼らが探しているのはずばり「金」(「金目の物」)です。銀行の地下金庫に忍び込めないか悪巧み中。この二人を桐山さんに担当してもらいました。

この四組はそれぞれ地図職人(田中)の居る地図店にやってきます。さてどうなりますやら。

先に言っておきますと「バラバラだった無関係のキャラクターたちがうまーく因果が絡まって出会って集まってラスト奇麗にまとまって…」とはいきません。グランドホテル形式というわけでもなく、…。読後感は映画の「マグノリア」に近かったですかね…。10年もっと前の個人的感想の追想ですが。
というかマグノリアはカエルが降って来たのと、トムクルーズが「リスペクト、ザ、コック」って言ってた事以外何一つ思い出せないので、予告編をyoutubeで見たうえで、全く思い出せない。

そんな作品になればいいのになぁと思っています。「どんな話かはすっかり忘れたけれども、なんか良かった事だけ覚えてる」ていうの。最高ですよねきっと。


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