醍醐の睡蓮


昼前から大山崎山荘美術館へ。
JR山崎駅で両親と待ち合わせ。晴れてよかった。
駅から美術館までは結構な勾配の坂道。娘の健脚ぶりにおどろかされる。
しかし、相変わらず素敵な美術館である。何度来ても、展示物よりも「器」、つまりその美術館自体が勝ってしまっている印象をうける。

「睡蓮池のほとりにて ~モネと須田悦弘、伊藤存~」展
伊藤存さんの作品は、あいかわらず、スキだなぁ。と思った。
しかしなんか、みんな好きなんだなぁ、睡蓮。とにかく人気があるのだろう。
私が初めてモネの睡蓮をみたのは、多分小学生のときだ。市美だったとおもう。そのときの印象もはっきりとは覚えていないが、まぁ、そういった、ぼやーっとした印象だったのだろう。
小学生当時はまだ、母方のじいさんが醍醐に住んでいた。
市営だか府営だかの公営住宅。といっても平屋の一戸建てだった。もうその一帯取り潰されてしまったけれど。
醍醐寺のすぐまえ。
もうすぐ「五大力さん」という祭りがありますね。
100キロもある餅を抱えて、どれだけあるけるか?という比較的シンプルなお祭りである。
醍醐寺の前の旧奈良街道ぞいの堀には睡蓮が植えられている。

そのじいさんの寝室に、ルノアールの裸婦の絵のポスターが何枚かかけられていた。なんでだったのか?将棋がスキで、山登りがスキで、元警官で、写真がすきだったじいさん。あのルノアールのポスターだけが、ボクの知る「じいさん」からふわりと離れている。
市営住宅なのに庭付きで、庭には池があった。今思うと一畳分ぐらいの小さい池だったと思うが、子供にすれば、その池の周りぐるりをまわるだけで、探検だった。池には漬物に使うような鉢がしずめられて、多分、蓮も植えられてたと思う。

だから私にとってのモネの睡蓮は、ダイレクトに「じいさん」に。もっといえば「ボクの知らないじいさん」に繋がっている。





距離感

水面下

睡蓮がプリントされた傘が9000円で売っていた。
ちょっと高い。

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