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「平和を求める朗読会~パレスチナの詩を聴いてみる・読んでみる~」大阪 ACT cafe 2024年3月3日 レポート

おそくなりましたが、大阪で3月3日に行われた朗読会のレポートを書きます。一週間前に京都で行われたものとは、また随分と違う空気の会になりました。告知時点でお名前を頂いていた参加者の俳優の皆さんは開場の18:15分よりも早くに開場入りされました。そして開場の前から参加者のなかで「ガザのこと、どうすりゃいいのか?どう考えたらいいのか?何が言えるのか?」というような話が始まりました。
正直な話僕としてはこの会をなるべく「なりゆきに任せたい。」という思いがあります。僕が「こうなったらいいなぁ」というような形に誘導したくない。なので「このまま詩の朗読を一切しないで話し合う」ということでもいいという思いも浮かびました。
18:15分から他の人も来てくださり、開始時点で十四人の参加者でスタートしました。
京都同様、「会の成り立ち」「基本ルール説明」「自己紹介」とすすみ、そのご進行に関して僕から提案して、京都と同じように、いくつかの候補の詩の中から一つを選び、それを朗読してみようという人が朗読し、そのあと感想を交わし合う形になりました。

京都に比べて「この詩は、こういう意味にも解釈できる」「私ならこういう朗読をする」というような意見が比較的多く上がった印象があります。とはいえ京都で共有できたような沈黙、も大阪でも共有することはできたように思います。
途中、僕からの提案で「おなまえ かいて」を複数人で朗読してみました。最初は僕ともう一人の二人で連の担当を決めて交互に朗読する形です。
最後あたりで僕が声をかぶせてみました。これはアドリブというか、そうしたいと感じたのでそうしたのです。打ち合わせをしたわけでなかったので、「自分が読むパート」だと思っていらっしゃった「もう一人」は少し戸惑われたように僕は感じましたが、僕の意図を感じてくださり(その方は演劇、朗読の関係者(という言い方は変ですね、なんていうか、経験値の高い方です)ユニゾンではなく、二人の声が前に出たり引っ込んだりしながら最後まで朗読をしました。僕の唐突な「提案」を受け入れてくださって僕は本当に嬉しく思いました。同時にある程度「読み慣れて」きて、最初あたったときのように「泣いてしまって読めない」ようなところから<聞いている人にテキストを僕の声にして手渡す>ぐらいにはなっていた「おなまえ かいて」が、もうどうしようもなく心を揺さぶりました。
そのあと、今度は五人ぐらい(正確に覚えていません。すいません)で同じように「一応、担当する連をきめるが、随時その人が発声したい時にする」というぐらいの決め事でやってみました。詩の後半「ママ」「足に」「お名前書いて」などの声が幾重にもちりばめられました。「おなまえ かいて」のようなことが、一つの家庭にではなく、そんなことが多くの家庭であるのだ。ということ。そんなことを想像する朗読になりました。
「停戦のためのパレスチナ朗読プロジェクト」
https://docs.google.com/document/d/1k6pxn1_AXyqz149_Z5y-hflVPKsWoC0Xt0IBbIB58jw/mobilebasic
と連帯している企画でもあるので、僕の方から「今のような形で、録音なり録画なりをして、最終確認したのちにSNSにUPするのはどうか?」
と提案しましたが、こちらは実現しませんでした。
その五人での朗読に参加した方の中から「この場で声を重ねて朗読したことにはすごく私にも意味があった。よかった。ただ、それをSNSにUPするということには、ちょっと今まだ乗れない」という意見が出ました。僕はその発言(私はやらない)が出せる空気がその場にあったことがとても良いことだし、それは参加者全員の手柄だと思います。「乗れる人だけでやってみる」手もあったのですが、参加者全体に対して朗読者の人数の割合があまり多くないので、「やりたいのならまた、その人たちが集まってやればいいのだし」会としては、次の詩に移るという流れになりました。

結局2時間半ほどの朗読会ののち、有志でその場での二次会をしました。僕は京都に戻らなければならないので早めに二次会からぬけてきましたが、それぞれが非常に濃く「政治的な」話を交わしておられたように思います。きっと僕たちの中の少ない人が「政治の話をするのに飢えている」のではないかと思っています。政治の話をしても「ふん!不勉強な奴が何いってるんだ」と一蹴されたり、「みんなが気楽に楽しく過ごしているところに、シリアスな問題を放り込む空気の読めない奴め」と白眼視されることを、とても恐れている。僕も恐れています。そういう人たちが
<「平和を求める朗読会~パレスチナの詩を聴いてみる・読んでみる~」というタイトルの会に集まるような人たちになら、話せるんじゃないか?また他の人は、どんなふうに喋るのだろう、聞いてみたい>という動機であつまってくださっているように思います。

重ねて、そういう<安心して政治の話
喋れるし、聞ける機会>がもっともっと増えることを願います。

今週木曜日大阪で金曜日に京都で同じ朗読会をします。朗読会_大阪2
朗読会_京都2





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