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水分補給の必要性について

今日は日中断続的に雨が降ったおかげで、夕方には随分と過ごしやすい気温になった。帰宅するとベランダの植物たちも心無しか「ほっと一息」ついているように思えた。もちろん植物たちにはなるべく毎日水をやっている。夕方帰宅して「見るからにカラカラ」の彼女たちに私が水を与えると、勿論気のせいなのだけれど「助かったぁー」というような声が聞こえてくる。その「九死に一生を得た」というような感じとは、おなじ「潤っている」でも今日の植物の感じは違うように思えた。その葉の風への揺らぎ方から、どこか余裕があるように私には思えた。考えてみれば当たり前の事かもしれない。葉の先にまで水分が行き渡ればその分葉は重たくなるから風が吹いたときの揺れ方もゆっくりになる。のだろう。私もゆっくりになってきていた。水分が、正確にはアルコールを含んだ炭酸飲料が体の隅々まで行き渡って来たからだ。団地の五階。北を向いた玄関の扉を開けて、南向きベランダの窓を全開にすると部屋の中を風が通り抜けていった。植物たちと同じように私も揺れていた。
雷が遠くでまだ鳴っていた。

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