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災害があったときばかりはFacebookやめなきゃ良かったかな。と思う。

朝から容赦のない夏の日差しが照りつけていた。午前九時の少し前、私は調理済みのフライや千切りのキャベツやマヨネーズの段ボールなどを車の荷台から台車に移し替えていた。社員食堂をさせてもらっている会社の裏口が有るほうのガレージにはこの時間、沢山の社員さんたちが出社してくる。建物の中へと向かう、どなたも皆、この暑さに半ば諦めたような表情だ。私もそんな表情をしていたのだろうと思う。あからさまに不快な顔をしている人も勿論いるけれど、おしなべて皆が「仕方ないかぁ…」というような苦笑いに近い表情だった。きっと皆同じような心理なのだろう。甚大な被害をもたらした数日前までの大雨に、信じる神様を持たない私ですらが「雨がやんでください」と祈ったのだ。願いが届いたのか関係がないのかそれは誰にもわからないにせよ、こうして雨はやみ、空は今、晴れ上がっている。「ちょっと極端すぎるよ」と言いたい気持ちはある。「ちょうどいい所あるでしょ」とも思うけれど、それでも数日前に「雨よあがってくれ!」と願った立場からして、この晴天にストレートに文句をつける気にはなれない。むしろ「雨上がれって言ったり、暑すぎると言ったり」する己の自分勝手さにそれぞれが苦笑いしてるような、そんな朝だった。しかし京都で私が呑気に苦笑いをしている一方で、広島、岡山、愛媛等の地域で避難をされている方々、水道が遮断されている方々にとってはこの暑さが死活的な災難だ。台風も近づいて来ていると言う。私は「災害大国」と、ぼそっとつぶやいてみた。その皮肉に満ちた言葉の響きが気持ちをぐっと重くした。車のドアを閉め、汗を拭って台車を押し食堂へと向った。

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