顔、顔、顔
「耳で楽しむ古事記」が終了した。日本最古の歴史書。その中でも上巻(かみつまき)は世界の始まりから初代天皇の登場までを記した、つまり「日本の神話」のあつまりであり今回企画のキャッチコピー「日本の神話、一挙上演」は決してハッタリではなく、分厚く、かつ料理や音楽も添えたカラフルな企画だった。もっともっともっと沢山のお客さんに見ていただけて喜んでいただける企画だった。素敵な子供を世間にうまく紹介できなかった、と反省し、落ち込みながら私は帰路についた。地下鉄に揺られながらいろんな人の顔を思い浮かべた。今回会場でお会いできた人、出来なかった人…。