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明日からも続きますが、ひとまず祝!コンプリート

今夜もあいにくの空模様だった。「耳で楽しむ古事記 上巻連続上演」第三夜。一昨日にその1、その2を上演し、昨夜はその3、4を上演し、今夜のその5の上演を持って晴れて上巻コンプリートなのだ。もっと多くの人に見てもらいたいと思うのだが、引き続いての悪天候もあり客足はあまり伸びていない。(是非お運びください!!)
19時になり、お集まりいただいたお客様に語りかけるところから今夜もパフォーマンスがスタートした。私とゆうみさんに続き雪子さんが自己紹介をし、その後に古事記の簡単な解説や、これまでのあらすじを説明した後、いよいよ本編が始まった。私とゆうみさんは片手にテキスト(朗読する本)を持った。そしてもう片方の手に私は天狗のお面を、ゆうみさんは稲の束を持った。私たちの古事記リーディングは(ご覧いただいた方はご存知だと思うが)ただ朗読するというわけではなくで、そこに小道具や演劇的な演出も加えている。稲は「ホノニニギ」であり、天狗は「サルタビコ」というわけだ。
その5は「天孫降臨」というタイトルの箇所だ。タイトルといっても古事記にそう言う記載があるわけではない。その1、その2…という区分けは私たちが便宜上つけたもので、古事記の上巻を大体五等分して、そのそれぞれに漢字四文字の「タイトル」をつけているだけの事。ちなみに各パートにサブタイトルもつけている。その5は「天孫降臨 ~初めましてホノニニギです」という具合に。その4で大国主命(オオクニヌ)が天つ神に譲った中つ国に天孫であるホノニニギが高天原から降りてくる。という所からその5は始まる。「国譲り」とは言うものの実質はタケミカズチが中つ国を平らげたそのあとに「天孫」=照大神(アマテラス)ののホノニニギが降りてくるという場面だ。このシーンを思い浮かべる度、私の頭の中には「コーンパイプ片手に飛行機のタラップを降りてくるマッカーサー」が映し出される。さておきホノニニギには水先案内人ならぬ水先案内神がいた。猿田彦の神だ。私たちの朗読している古事記はその容姿については語っていない。だが日本書紀の方には大きな体、長い鼻、光り輝く目というような記述があり、天狗の原型だと言われる事が多い。なので「その5」で天狗のお面が出てくるのは必然だと言えた。
私はお面を被った。しかし実際に被ってみるとなかなかに厄介な代物だ。あくまでベースはリーディング、朗読なわけだから、手元の活字の載った紙が見えない事には具合が悪い。しかしお面を被ると想像以上に視界が狭まるのだ。私は文字を目で追うのに必死になる。唯一の救いはその「必死になっている表情」をお客さんに見られずに済む、ということぐらいだろうか。
会場のギャラリーカフェときじくは、ガラス越しに表の通りから中がのぞける作りになっているので、外が暗くなり中が明るいとその一面のガラスが鏡のようになり、自分たちの姿がガラスに映る。天狗のお面を被った男女(自分とゆうみさん)が目に入り吹き出しそうになったのをぐっとこらえた。

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