首輪を噛み切れ。鎖を振り払え。

茨木市の小学校に行ってきました。一年生とエンゲキをつくりにです。
まーしかしあれですわ。
あれです。

もう本当にあれです。

小学校の先生はすごいなぁと。

その小学校の「いいところ」「たのしかったおもいで」「素敵な場所」なんか生徒さんにリサーチしてそれを題材に5~10分の寸劇を作りましょうということなんですが、一年生はにはちょっと質問が難しくて、結局「何してるのが好き?」とかいうと答えてくれたりするんですね。「好きな給食のメニュー」、「遠足」。「おりがみ」、「サッカー」とか。一人の男の子が「島からの脱走劇」って答えてくれてですね。おお!そりゃすげーと。「どんなん?」と聞くと、「逃げる」と。うん。そうだろうね。「牢屋からの脱走劇もおもしろい」というので、それはどんなだ?と聞くと「警察官が居て、逃げる」と。なるほど。休み時間とかにこう「ゴッコ遊び」とかやってるんだ。ってかそれもうエンゲキだぜ!「それ使おうよ!」ってことで、実際やってみてもらうことに。教室の後ろにイス机よせて舞台を作ってですね。男の子4人ぐらい前に出てもらって、他の生徒と僕ら指導の大人は座って拍手。
幕開けです。
はいやって。って言ったら恥ずかしがってごにょごにょしだす四人の男子。というかオスの小動物。かわえーなー。と思っていると、リーダー格の男の子が「先生役が要る」と言い出す。すぐに「ぼくやる」って一人の男の子が手をあげてくれる。いい感じだ。僕はわくわくが止まらない。
先生役を買って出てくれた子がぼそぼそセリフを言い出す
「じゃあ、先生は職員室にプリントをとってきます」
そいういうと「先生」は教室のドアを開けて廊下に出た。舞台に残った四匹のかわいい獣たち。さぁ。いったいどうなるんだ!?
と次の瞬間、四匹は先生が出て行ったそのドアから廊下に飛び出し走り去ってしまった。

ん?
一瞬の間。状況が理解できた時には遅い。
「まちなさい!こら!」
といって教室を飛び出し走って追いかける先生。アシスタント講師も後を追う。獣たちはショットガンのように各々別の方向に消えている。こういう時私は役に立たない。腹を抱えて笑い転げている。
全ての獣が捕獲されて戻って来たのは5分後のことであった。

リアル脱走劇。
(あとから先生が「いつもこうなんです…」とつぶやいていた。ならば止めてくれ…)

「使えません。だって舞台上に誰もいなくなっちゃうから」
というと教室はブーイングの嵐に包まれましたとさ。

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