「何が言いたかったのかな…。わからなくなったよ」

突貫工事的にセリフ覚え中です。二つの芝居のセリフを同時に入れていくのは初めての作業です。まぁやはり相当しんどい。何度かこの雑記に書いているかもしれませんが、セリフを覚えるということは実に苦痛を伴う作業です。この辺りは前にも書きました。

過去記事「台詞を覚える作業は「穿かれる」という感覚に近い。それには実に勇気がいるということ。」
http://syoujikimononokai.blog134.fc2.com/blog-entry-1660.html

それを二つの世界で同時にするということですからして、ええ。まぁ大変なのですけれども、なんか奇跡的に「にたようなセリフ」が出てきたりするから面白いんですね。タイトルにした「何が言いたかったのかな?わからなくなった」というようなセリフ(勿論正確には同じでは無くて、ちょっと違うんですけど)。結構長いめ、何行かのセリフを話して、その最後で

……。何が言いたかったのかな?わからなくなったよ」

うーん。これね。
南鳥島ロランC局「鉱石」
で僕がやらせてもらう役にも、
飛び道具「アルト-橋島編-」
での僕の役にもありまして…

これはですね。本当に覚えにくいんです(苦笑)セリフを覚えるってのは「言葉」を覚えるんじゃありません。その「言葉」が出てくる<状態>を体に落としていく作業です。その<状態>はある側面「何を話したいか?」ということですから、話しているうちにそれを見失っていく(ということは実に良くあるのですが、)場合、思考の一番上のレイヤーで「話したい」と思っていたことが、実はその言葉を話す推進力ではなくて、より深層に「そのセリフをしゃべらせる為の動機、エネルギー」があるということで。またかつ、それが本人(役)の意識上に登ってきておらないというですね…。

わかっていただけますでしょうか(苦笑)

人はよく「自分でもよく理解できない行為」をします。言いたくもないことを言ってしまったりもします。
では俳優が「言いたくもないのに、なぜか言ってしまった」演技をする時に、言いたくもないのに言ってしまう動機(←それは意識下に沈んでいて、本人には把握できておらないのだけれど、本人に大きく影響を及ぼすもの)を、どう取り合え使い得るのか?ということですね。


去年からお気に入りののど飴なめながら、徐々に沈んでいきたいと思います。ブクブクブク…

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