分厚い書物を手にした時の高揚感。

ボチボチと一人芝居の方に頭をスライドさせている。「コロコロコミック」というマンガがあって、あのいやに分厚いヤツ。
僕は買った事がなくて、友だちのうちにオヨバレした時にちらちらと目にしたぐらいなのですが、それが今すごく気になっているのです。
小さい頃僕は、小遣いも多分今思うと少なかったんでしょう。すくなくともマンガを買う為に使える分はなかった。(もちろんゲームやビックリマンチョコにも)だからあの分厚いマンガをつねづねうらやましく思っていたんですね。でも友だちのウチでペラペラと見せてもらうと、正味「あんまりおもしろくない」と思った覚えがあります。だから多分「中身」ではなくて、僕がうらやましがっていたのは「厚さ」だったのでしょう。

広辞苑とかも僕はすごく好きなんですが、それもきっと「厚さ」が好きなんです。百科事典とか。

「分厚い書物」
を前にした時の高揚感っていうんですかね。そういうものが確かにありました。それはその分厚い本の表紙、すなわち「扉」を開けた向こうにある「未知の世界」との出会いの「期待」と「不安」であったに違いありません。実際開けてみても案外つまらなかったり、自分に関係する所は本のわずかだったりするんですが。コロコロコミックを手にした僕は、多分、生唾をごくんと飲んだのち、恐れながら、悦びながらその表紙を開いたんです。で、その割にそこに「世界」がなかったから「それほど面白く感じなかった」のでしょう。もっと薄ければ素直に楽しめたのかもしれません。

今ちょうど僕が向かっているノートパソコンの画面の向こう、インターネットを経由でとんでもなく高大な世界が広がっていてそれと隣接しているわけですが、どうにもドキドキしない。きっと昔のノートパソコンの方が分厚いから、もっとドキドキしてた気がするなぁ。

そんなわけでMacBook Airに買い替えるのは考えものだと、思い始めました。今の子が5年目に突入したのでそろそろではあるのですが……




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