歯医者定刻!

長かった戦いの終わりが近づいている。
大丈夫。台本のことではない。歯医者のことだ。
ついに我々は来週の土曜日午後16時からの治療をもってして、悲願である所の「被せもの」の左上部第一大臼歯への装着を完了する。

まずはそのことをこそ祝おう。しかし、やはり気を緩めるにはまだはやいのである。
戦いを終えることは、戦いを始めることの何倍も難しい仕事であることはいうまでもない。レントゲン写真によると右下部第一大臼歯、さらにその奥第二大臼歯それぞれのプラスチック製の詰め物の下に、不吉な陰が映っていたことを我々は決して忘れてはならない。その陰は「非造影の性質をもった薬」である可能性もあるが、決してそれは楽観する材料にはならない。なぜなら、まさに此度終戦を迎えようとしている左上部第一大臼歯の当時被せられていたプラスチック製の詰め物の下にも「そのような陰」が映っていたのだから。冷静に戦況を判断しようとするならば「右奥の二本も虫歯」という蓋然性は極めて高いと言わざるを得ないだろう。我々は再びあの

「もう、ホンマにあかんねん・・・。なんて言うかなぁ?とにかく肩が凝って、比喩じゃなく頭痛くなるし、麻酔が合ってないのか、体調悪くなるし・・・。まぁ先生、美人なんやけど。そもそも痛いし。痛いの嫌いやし・・・。あー、テンション下がるなぁ・・・。あのほら、若い子らがさ、すぐ「最悪ぅー」いうやん。もうなんかあったら「最悪」って?それ聞くとさぁあ?「最悪」ではないやろ?って心の中で突っ込むんやけど、うん。「それが最悪ではないやろう」と。「もっと悪いことはいくらでもあるやろう」と。でもなんかそんな感じ。
サイアクゥ~

な戦いへと身を投じてゆかねばならぬのか?おそらくそうなのだろう。ぐぬぬぬ・・・・

恐るべし歯科医院。日本国においてその勢力はもはやあのコンビニエンスストアーをも凌駕している。店舗数にして、コンビニの1、6倍(!)の数の歯医者が日本国内で開業し営業している。もはや「歯科帝国」と行っても過言ではない権力を彼らは築いていたのだ。

「テイコク」に対して我々レジスタンスに残された数少ない有効な抵抗手段。その一つが「予約時間に遅れていく」というものだ。
彼ら(歯科医師たち)の攻撃治療の苛烈さは今更言うまでもない。彼らは幼い子供も年寄りも容赦せず、徹底的に冷徹に仕事をこなす。個人に対する攻撃治療一回に、比較的長時間費やす。恐怖の対象であるその「殲滅作業」は、しかし裏を返せば彼らの数少ない弱点でもあるのだ。「一人を徹底的に痛めつける為に彼らはある程度の長時間をかける」その為彼らは「予約制」を導入しているのだが、そのシステム自体に攻撃を加えるのだ。
「餃子食ってく」というような古典的、ある意味、竹槍攻撃はもうお終いにすべきだ。
「敵に直接与えるダメージ」という意味において確かにそれは目に見えるものである。しかし、そのことによって敵は闘志を燃やし、必ずや激しい反撃を我々に加えてくるのである。我々はもういい加減学ぶべきだ。

・・・・


台本書けずに逃げ込んだあげくがこのザマだ・・・
オチなし!!

さいなら。



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