戦場の、

佳境でございます。

Monochrome Circus + Kinsei R&D 新作公演
T/IT : 不寛容について

公演情報、チケットもこちら

ダンサーと俳優がどう絡むのか…。
だ け で は な く

そうなんです。もちろん。映像が入り、照明が入り、音響が入る。映像に至ってはカメラが入ってライブで撮影されるものがプロジェクションされたりするんです。

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正直しっちゃかめっちゃかであり、たとえるなら銃弾が飛び交う戦場さながらでございます。頭を抱えて低く地べたに這いつくばってりゃあ、なんとか死ぬこたあ無いのかもしれませんが、こちとら俳優(パフォーマー)、立たないわけにゃあいかんのでありまして、ええ。


「交通整理」なんて呑気なこっちゃないっすぜ。こいつの演出は。
本当に戦場ですから。どっから手榴弾が飛んでくるかわからんようなね。だからそう、イメージとしてはやっぱり命の現場なんです。「外科医」のイメージ。一大手術のリーダー。刻一刻変わる容態に目を配り臨機応変にオペチーム各員に的確に指示を出しつつ、「手術完了」のイメージを常に更新しながら手術台に立つ。演出陣の目つきが若干座ってきて、こっちの鼻息も荒くなって来ております。
私は演出じゃなく、今回、一オペチーム員(なのか、あるいは私自体が病巣、病原)として、腕を振るっておる次第です。

もう再来週ですよ〜。お楽しみにー!!

T/IT

本番が終わったと思ったら、またすぐに本番です。本日も

Monochrome Circus + Kinsei R&D 新作公演

T/IT : 不寛容について


情報
のお稽古でした。もう二週間です。ご来場いただけそうなら是非是非。私までご連絡くださいませです。

ダンサーさんや照明家さんとの現場なので、「どこまで自分を出すのか引っ込めるのかというようなこと」が、極論すれば、実際僕がする事なわけです。いつもの現場のように「劇世界にどこまで深く潜って広げて、何を拾って浮上するのか?」というようなオペレーションが、ないわけじゃないにしても、その手前のなんだろうかね、手つき?じゃないな…。
プロトコルといいますか。そういうもののすり寄せ、あるいは「あえての無視」みたいな、やり取りや駆け引きが「一番の作業」になるわけです。

この手の事って言うのは、頭からサビを落とすと言いますか、うん。実にスリリングで、ある程度定期的にやっとかないといけない事だろうと、僕としては感じています。

俳優が「おまえ、なんでそこに居るねん?」というようなことを、演劇の現場でとわれる事は、ほぼほぼないのですね。
「台本に、『○○入場』って書いてありますし」
ってことだから。

なんでワシはここに居るのか?ということを自問したり、投げっ放したりしながら、ジリジリと本番まで前に進んでいきたいと思います。

ルーパーの新作

今回のルーパーは「重なる朝」と言うタイトルです。
すいません、本当に適当なので、また改題すると思います(苦笑)

もともとルーパーで作品が作りたいと思ったきっかけはこの人です。すいません知り合いではありません、ただのファンなのですが…


「もぐらが一周するまで」さんです。
本当にすばらしいんです。他の動画も是非見ていただきたいのですが、相当気持ちいい。実は「もぐらが…」さんはルーパーじゃなくてディレイの減退する時間を長くしていると言う事だそうなのですけれども。

「これ、演劇でも使えんじゃねーか?」って思ったのは始めて拝見したときですが、まぁいつもどおりそのまま放置してたのを一昨年がんばってつくってみたのがルーパー1、「パトカーが来るまでの15分間」という作品でした。

もっと早いビートのを作りたくなって作ったのが「スタンドバイミー」で、普通のストーリーがあるもの(ラップのストーリーテリングみたいなもの)が作りたくて作ったのが「有線の星」。

で、今回ルーパー4作目はより、初期衝動に近く「なんか気持ちいいの」を作ろうと思いまして、実に実に「ふわーん」とした作品になっております。
冬の寒い朝の二度寝しちゃう感じ。布団の中で夢の残り香と、焦る気持ちとが混じったような。



今回、「道案内」もそうですし、この「重なる朝」もそうなんですが、すごく耳で聞いて気持ちのよい作品になってるんじゃないかと思っています。客席で、是非寝てください。

その方が僕は気が楽です。(笑)

道案内(一人芝居バージョン)

来週末の戯式vol.7の最初のネタは

「道案内」(一人芝居バージョン)です。

空中スキップ

ジュディーバドニッツさんというアメリカの小説家の作品です。(アマゾン)

この一月にときじくでやった「朗読の一日」内で、
はしぐちしんさん
二口大学さん
広田ゆうみさん
桐山泰典さん

にご協力いただいて、僕含む5人で朗読をした作品です。

この「道案内」という作品を呼んだのはもうそうとう前のことですが、以来ずーーーーと「お芝居にしたい」っと思っていた作品でした。僕はそんなふうに思った作品はこれだけなんです。今まで。

派手なわけではないのですが、なんかすごく「ツボ」にハマったんですね。やられたーと思ったんです。そのやられた感、気持ちよさを、「朗読で」あるいは「一人芝居で」どこまで出せるか?というと、正直、あまり自信がありませんが、いどんでやろうじゃないかと。意気込みだけはエベレスト級です!

<><><><><><><>

お話は「地図職人」と「道に迷っている人たち」との、重なったりすれ違ったりするエピソードです。
「道に迷っている」あるいは「何かを探している」人たちは四組登場します。小説は、そのそれぞれの視点を移動する形で展開します。迷っている4組、そして地図職人の視点と、全体を俯瞰する視点。迷える一組の視点を1人の俳優さんに担当してもらって、四人の俳優さんに声の出演をしてもらいます。朗読の一日では田中も勿論朗読だったのですが、田中が担当したパートを今度はちょっと動いてみたり、小道具や美術も使ってみたり、そしてそれ以外の四人にはラジカセから老同区してもらおう。とそう言う趣向でございます。

迷える一組目は「クラーク夫妻」。彼らの娘と一緒に芝居を見る為に始めて『この街』にやって来て、そして路に迷っている夫婦。このパートは二口大学さん。

二組目は「ゴードン」。医者から「余命(平均で言って)五年」を宣告され、この先の人生の道に迷ってしまった男。彼ははしぐちさんが担当してくださいました。

三組目が「ナタリー」。紅一点のこのパートは勿論広田ゆうみさん。昨夜、奪われてしまった「大切な何か」を探している娘。

最後四組目が「ヴィクター&ニック」。彼らが探しているのはずばり「金」(「金目の物」)です。銀行の地下金庫に忍び込めないか悪巧み中。この二人を桐山さんに担当してもらいました。

この四組はそれぞれ地図職人(田中)の居る地図店にやってきます。さてどうなりますやら。

先に言っておきますと「バラバラだった無関係のキャラクターたちがうまーく因果が絡まって出会って集まってラスト奇麗にまとまって…」とはいきません。グランドホテル形式というわけでもなく、…。読後感は映画の「マグノリア」に近かったですかね…。10年もっと前の個人的感想の追想ですが。
というかマグノリアはカエルが降って来たのと、トムクルーズが「リスペクト、ザ、コック」って言ってた事以外何一つ思い出せないので、予告編をyoutubeで見たうえで、全く思い出せない。

そんな作品になればいいのになぁと思っています。「どんな話かはすっかり忘れたけれども、なんか良かった事だけ覚えてる」ていうの。最高ですよねきっと。


気がつけば大詰め。来週末は京都マラソン!でもあるが「戯式vol.7」をよろしく。

さーて。
あっという間ですね、本当に。去年のバカみたいにありがたかった過密スケジュールからくらべたら今年最初の舞台が2月の中旬って、ほのぼのしたもんだったんですが気がつくともう本番でございます。


今回使うマネキン

あ、ちがう。一月に朗読の会があった…。ってことはそうか、今年もひと月に一回ペースですね。素晴らしい。
一月の朗読の会
二月の「戯式vol.7」
情報→http://www.syoujikimono.net/gisiki/top.html
三月はMonochrome Circus + Kinsei R&D 新作公演「T/IT : 不寛容について」情報
四月がHauptbahnhof/ハウプトバンホフ出演 情報

と、まぁまぁがんばります。

ともかくも来週末です。セットリスト決まりました

1)「道案内」(一人芝居バージョン)
2)「かえるのうたがきこえてくるよ」(豊島由香さんとのゲストコーナー)
3)「重なる朝」(ルーパー新作)

の三本で、65〜70分ほどです。

道案内は朗読の一日でやったジュディーバドニッツさんの短編小説の一人芝居バージョン。
ゲストコーナーは豊島さんとふたりで平野雄一さんのテキストをお届けします。
ルーパー新作は、フワーンとした気持ちいい感じのテイスト。

また明日から作品の紹介してゆきますねー。では。
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